【重要】北関東エリアの空域調整結果について(2012年5月、2015年4月通報先更新)

入間基地との渡良瀬エリアの飛行空域調整について最終的に以下のような調整結果となったので、ご報告いたします。
以下の内容については、6月の飛行通報から適用の予定で進めております。



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<<調整後>> 

 ■平日:
  ★B−C−D−E を結んだ線以西 1,000ft

 ■土日:
  ★A−C−D−E を結んだ線以北 2,500ft
  ★A−C−B   を結んだ線以南 1,000ft

※ただし、B−C−D−Eを結んだ線以西の飛行頻度は年間で数回程度(各回1〜2機程度)と見積もられるため、
土日にA−Cを結んだ線以北を飛行する場合は、当事者(各団体)から飛行時間帯、高度帯等を電話により調整する。
※A−Cを結んだ線以北について、当日の気象状況及び空自機の飛行状況によっては高度制限等を設けることがある。
※運用後、電話での調整頻度が多くなるようであれば、再検討の可能性あり。

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★この結果に至った背景は以下の通りです。
1)入間基地は365日24時間態勢で稼働する全国航空輸送網の中枢ターミナルであること。緊急の輸送などもあり、頻度は曜日を問わない。
2)訓練飛行については平日のみだが、飛行航路・高度は法律で定められており変更は不可能。
3)航空機パイロットの視力等をもってしても、発見した気球を回避するために高速で飛行する航空機で回避するのは互いに非常に危険である。
4)基地のレーダーに気球は映らない。

★また、調整後の高度に決まった背景は以下の通りです。
1)輸送についてはA-C以北で2500FTまで降下(上昇)、A-C以下で1000FTまで降下(上昇)する。
2)訓練については平日のみの訓練であり、降下の限度は1000FTほどである。
上記の2点を踏まえ、平日は1000FT、土日はA-C以北については2500FTとしました。


以上の状況を考え、年間通じて飛行通報を出している渡良瀬連絡会の飛行通報空域としては、調整後の空域が妥当と考えました。

前橋方面から渡良瀬遊水地へのロングフライト、羽生大会などスポットでの企画については別途通報いただければ調整も可能のようです。

★電話での調整先:
土日に飛行空域のA-C以北を飛行する際には、当事者より以下を事前に電話にて調整してください。
・実施日、時間帯、飛行エリア(及び離陸地)、最高高度、 通報者の緊急連絡先

・通報は事前の連絡であれば数日前でも構わない
・フライト後の連絡は特に不要とのこと
・通報したけれども、フライトを中止した場合はその旨一報入れること
・特に担当者は決まっておらず、電話に出た方に通報すること

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通報連絡先【変更!!】:
入間管制隊 運用主任 宛
TEL.04−2953−6131 内線3710(第二輸送航空隊、平日・土日祝とも)【変更!!】
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★上記の図は過去の「平日及び土曜日午前の高度条件」の地図を使用していますが、E-D-C-B以東の高度条件については従来通りとなります。
 最新版は 「飛行通報書情報」のページ で必ず確認してください。

★年間の通報回数・調整内容を調査したいので、通報された方(飛行の実施・未実施問わず)は遠藤 kenji_en[at]yahoo.co.jp までお知らせください。(←[at]をアットマークに変えてください)

以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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渡良瀬連絡会会長 水上孝雄
飛行通報担当   遠藤賢二

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